トスカーナの伝統のゴヴェルノ製法で仕込み
まろやかな口当たりに仕上げました
「ゴヴェルノ」は、1400年頃からキアンティやこのエリアのワイン造りに用いられてきた伝統的な製法で、アマローネよりも歴史があります。
干し葡萄状まで乾燥させ糖度の高くなった葡萄(又はそれを圧搾したマスト)を、すでに出来あがったワインに加え、再びゆっくりと発酵させます。
それによりワインにより深い香り、骨格を与え、魅力的な味わいをもたらします。
鮮やかなルビーレッド色、熟した赤い果実や花を思わせる香りの混ざる複雑なアロマを持っています。
フルボディでしなやか、非常にフルーティな味わいです。
ルカ マローニ ベストワイン年鑑で幾度となく最優秀生産者に選出された
ファルネーゼが手掛ける、トスカーナワイン
「ロセッティとファルネーゼ」
テヌーテ ロセッティは、トスカーナのチェッレート グイーディにある、10世紀までさかのぼる非常に古い歴史のある生産者です。
昔から質の高いワインを造っていましたが、主にバルクワインの分野で成功を修めていました。
以前から長い付き合いのあったファルネーゼは、共同でボトルでのワインを造ろうと持ちかけ、一緒にワイン造りを始めることになり、ファンティーニのヘッドワインメーカーであるフィリッポ バッカラーロをトスカーナに派遣し、ここでもファルネーゼの哲学を反映させたワイン造りを目指し、栽培や醸造の方法も変えました。
「ファルネーゼ スタイルのトスカーナ」
他のトスカーナワインにはしばしばクリーンでない香り、酸化のニュアンスを感じることがありますが、ロセッティのトスカーナはそうではありません。
ファルネーゼ スタイル、すなわち、熟した果実味にあふれ、クリーンなアロマを持ち、ジューシーで骨格のある味わいのワインです。
葡萄の収穫期をこれまでよりも、1週間または10日程遅摘みにしました。
そうすることでもともと高い酸のあるサンジョヴェーゼは若干、酸が落ちます。
葡萄はより完熟し、赤い果実を思わせるクリーンなアロマを持ったワインとなります。
また、収穫量を減らすことでも葡萄を完熟しやすくさせています。
「ワイナリー」
潤沢な量をストックできるキャパシティを持ち、ワインのフィルタリングやスタビリゼーション(安定化)のためにモダンな設備、機材を使い、年間を通じて常に安定した品質レベルを保っています。
高い品質を維持するため、ISO9001、IFS、BRCの認証を取得しています。
「幸せの象徴 フクロウのラベル」 畑のある場所が「フクロウの丘」(ポッジョ チヴェッタ)と呼ばれていることに因んでいます。
日本と同じく、イタリアでもフクロウは幸福の象徴です。
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