※清泉こぴりんこ・コピリンコは「妙味必淡(ひったん)」の酒!
「こぴりんこ」は飲み切りサイズで洋風テーブルに置いてもしっくりくるサイズにするため、300ml詰めの小容量器に詰められた純米吟醸酒です。
アートディレクター・浅葉克己を起用して、目を引くユニークなラベルのデザインとした。女性をイメージするひらがなの「こぴりんこ」と男性のカタカナの「コピリンコ」の2種があります(中身は同じ)。
お燗を楽しむならば、キャップを外して瓶のまま湯煎に掛けて、42~45℃の上燗にすれば、米の旨味と甘みが味わえる。
冷やならば、18~20℃の常温でじっくり香りと味わいで飲むのもよし、12〜3℃程度に冷やしてすっきりとした飲み口を楽しめます。
日によって気温差の大きい今の時季は、「今日は熱燗、明日は冷やで」と飲み比べてみてはいかがでしょうか?。
久須美酒造では昔ながらの手法にこだわった酒造りを行っている。
食品の安全性を第一にするから、コストはかかるが普通酒まで含めて全量自家精米。
原料処理には甑(こしき)や麹蓋(こうじぶた)を使い、酒母は汲み掛け法を繰り返して立てている。職人技を大事にするのは、酒造りの技だけでなく、環境も含めて文化を正確に伝えていくためだという。
「日本酒は古来の知恵や大自然の恩恵でできたことを伝えていきたい。微生物が働きやすい環境を作ると言うが、じつは日本酒の酵母菌は餌がありすぎるといい働きをしない。
いかに過酷な場所を作ってやるかが大事。命のせめぎあいからいい酒ができるんです」
久須美蔵元の透徹した眼は蔵の明日のみならず、業界の未来を見据えているようだ。
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