雪中梅梅酒は上越市名立区の「越の梅」を使って原酒で仕んだ、少し酸を感じさせるスッキリ型の清酒仕込みの和リキュール(梅酒)です。
昨年秋に開催された「越後・謙信SAKE祭り」での試験販売を経て市場に出る運びとなりました。
販売価格は500ml 1200円(税込み)、化粧箱入りは1340円(税込み)となっておりますので、お客様のご希望に合わせてお選び下さい。
※入荷本数が限られているため、ご希望に添えない場合がございます。
越後の冬。空は鈍色の雲に覆われ、日本海側特有の重く湿った雪が降り積もります。
その暗く重い冬と雪の中を耐え抜いて、馥郁たる香をまとって花を咲かせる梅は、
雪国に春の兆しとよろこびを感じさせる象徴的な樹木です。
早春は、蔵人たちにとっても、晩秋からの長い間、手間暇をかけた酒造りが一段落つく季節。
植物が冬の間に春の支度を整えるように、蔵人も搾り上がりや半年後の熟成を見据えて、
連日連夜、丁寧に仕事を積み重ねて行きます。
厳しい季節を耐え抜く勁さと、しずかであふれるような春のよろこび。
地道で高度な仕事の先に、「一酌、千憂を散ず」旨い酒が出来上がります。
待ちわびた春の訪れを告げる梅の花のように、飲み手の皆様を、和ませる酒でありたいと願います。
冬の丸山酒造場・「本蔵」
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