※久保田雪峰純米大吟醸は2023年7月5日入荷しました
久保田雪峰(せっぽう)は新潟を代表するアウトドアメーカーの「スノーピーク」(新潟県三条市)と、酒造メーカー「朝日酒造」(新潟県長岡市)がコラボした、新しい提案の日本酒です。
「アウトドアで日本酒を楽しむ」ことを目指し、「自然の中で自然を楽しみながら仲間と日本酒を酌み交わして欲しい」、そんなコンセプトから生まれた特別な「久保田」です。
四季の自然の中でゆっくりとお酒をお楽しみ頂く為に、あえて古風な「山廃仕込み」でお酒を造り、山廃酒母による絶妙に調和した懐の深い味わいが特長で、個性的で野趣あふれるアウトドア料理にもバランスよくマッチします。季節やお好みに合わせた温度で楽しむことができ、冷やすとシャープな酸味とキレのある後味が、温めるとまろやかで個性的な香味が際立ちます。
デザインは久保田とスノーピークの共同開発商品ということで、既存のラインアップとは全く異なるインパクトを重視したデザインを採用し、スノーピーク社のコーポレートカラーでもあるブラックで統一されたシャープな佇まいは、久保田の真骨頂である圧倒的なキレを表現しています。
※久保田雪峰純米大吟醸がグッドデザイン賞100に選ばれました
2018年秋に、公益財団法人「日本デザイン振興会」が主催するグッドデザイン賞において、 特に高い評価を得たものに与えられるベスト100に、久保田 雪峰が選ばれました。グッドデザイン賞審査委員によると、「久保田という日本酒界では確固たるイメージを持つブランドの世界観を壊さずに、新たなターゲットに向けた商品を非常に巧みに開発している。コラボレーション先の選択、状況に合わせた500mlという容量の選択もよく考えられており、ボトルそのものも非常に美しく、最低限のデザインと色で仕上げられていると思う」と評価を受けているそうです。また、数々の展示会にて披露されるとの事です。
【山廃仕込み?】
日本酒の作り方、生酛(きもと)仕込みの一つで、山廃とは山卸(やまおろし)廃止酛の略語。
山卸とは、精米技術が低かった江戸時代、麹がきちんと働けるように仕込んだ「もろみ」(蒸米・麹・「酛」を仕込んだもの)を櫂を使ってすり潰す工程のこと。精米技術が向上し、この工程を廃止したので山卸廃止酛という。
近年、発酵の過程で雑菌を排除するために、乳酸をあらかじめ加えおいて雑菌を除去し、優良酵母に加えて作った速醸酛を使う方法が開発され、この手法が一般的である。速醸酛を使うと二週間で完成し、山廃仕込みより早く発酵が完了するメリットがあるが、山廃仕込みの場合、発酵完了まで時間が掛かる分、複雑で濃い味わいになる酒が多い。
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