テッレ デル バローロ バルバレスコは「ネッビオーロ」から造られるD.O.C.G.のイタリアを代表する赤ワインです。 バルバレスコのリセルヴァは50ヶ月以上の熟成期間が義務付けられています。
2010年は、5,000リットルの大樽で24ヶ月熟成して、きれいなルビーからガーネット色とパワフルな味わいで、タンニンもしっかりとしています。フルーツがしっかりと感じられ、やわらかいタンニン。今現在で最もトップクオリティーなのが2010年。
バルバレスコワインには「バローロの弟分」「イタリアンワインの女王」などの呼び名があることから、バルバレスコはバローロと人気を二分するワインであると分かっていただけるのではないだろうか。
バルバレスコで栽培されたネッビオーロからつくられるワインは、色が濃くタンニンが豊富。数年ほど熟成させることでさらに広がりを感じられ、余韻の長いワインとなり、
生産規模は小さいが、その深くまろやかで気品のある味わいはイタリアワインのファンを魅了し続けている。
■エピソード
バルバレスコは19世紀末ごろまで、実はバローロとして販売されていた。アルバ醸造農学校のドミツィオ・カヴァッツァ(Domizio Cavazza)博士が1894年にバルバレスコの生産者協同組合を設立し、それ以降、バルバレスコとして売り出されるようになる。
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