八海山本格粕取り焼酎宣有千萬
販売価格: 5,000円(税別)
(税込: 5,500円)
八海醸造では20数年前より焼酎製造免許を取得して蔵内で米焼酎の研究を重ねてきましたが、2005年に新蔵完成時に併設された蔵で「満足出来る米焼酎を」と、市販に向けて研究が進められてきました。遂に市販されたのが先述の米焼酎版「よろしく千萬あるべし」と、この粕取り版「宜有千萬」です。
黄麹三段仕込み「宣有千萬」とは全く別物の焼酎で、清酒「八海山」の醸造過程で生まれる新鮮な清酒粕だけを原料に、ゆっくり時間を掛けて減圧蒸留の後、3年以上の長期貯蔵を行い出荷されるアルコール度数40度の本格焼酎です。 酒粕は本醸造以上の粕歩合が高い高品位でお酒を搾った直後の新鮮な酒粕を使用しているため、作業的にも蔵人泣かせの焼酎でもあります。 「宣有千萬」(よろしくせんまんあるべし)とは、中国の吉語で限りなく多くの福が得られるようにと願う意味があります。
粕取り焼酎?(かすとりしょうちゅう)
粕取り焼酎は清酒を搾った後に残る酒粕を使用した、昔から「カストリ焼酎」と呼ばれる焼酎です。 多くの香りと旨味成分、エキス分やアルコールが残っている清酒の粕を醗酵させ、蒸留して焼酎にしています。お米独特の味わいと深い香りが凝縮されています。 かつては清酒と粕取り焼酎を造っている酒蔵は多かったのですが、時代と共に粕取り焼酎の需要は減り、九州北部を除いて製造者の数は激減していきました。 しかし、近年の焼酎ブームと酒粕の希少性から再び粕取り焼酎が注目を集めているのです。
減圧蒸留?(げんあつじょうりゅう)
単式蒸留の方法には常圧蒸留と減圧蒸留がある。常圧蒸留は大気圧の下で、減圧蒸留は装置全体を減圧(真空)でそれぞれ加熱して蒸発させる。常圧蒸留の大気 圧の下では釜の醪の温度が約90度くらいで沸騰する。減圧蒸留の場合には、真空度の程度にもよるが、50度くらいで沸騰させることができる。醪の温度を低 い状態で沸騰させると、発酵中の醪のような軽快な香りをそのまま得ることができるため、雑味成分の少ないソフトな焼酎ができる。
容量 | 720ml |
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アルコール度 | 40 |
原料 | 米・米麹・清酒粕 |
販売価格: 5,000円(税別)
(税込: 5,500円)
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