米百俵梅酒酒蔵仕込みは、福井県産「紅映」を使用し、58%まで磨いた米百俵の普通酒の原酒でサーマルタンク(温度管理出来るタンク)に漬けこまれてから、一年間熟成させて味が乗ってから瓶詰め出荷される手間と時間の掛かった梅酒です。
この米百俵梅酒・酒蔵仕込みの美味しさのポイントは「苦味」にあり、僅かなビターティストが梅酒を三次元の立体的な味わいへと誘い、飲み飽きしない味付けの梅酒に仕上がり、シャープでラフな甘味と酸味がマッチし、食中でも楽しめる梅酒です。
蔵元にお聞きした美味しさの秘密、それは「丹念に梅を洗浄し、一粒一粒丹念に汚れを取り除き、最高級の氷砂糖で仕込み、熟成を長く保った」事にあるという。
原料の梅の実も、あえて新潟県産にこだわらず品質に優れ、梅は種が小さく果肉が厚い事で有名な福井県産「紅映」を使用しています。それも和菓子、漬物屋さんが競って買う、上級の物しか使わなかったと言います。
そして「味が崩れないように、しっかりと熟成して味を乗せたので、発売するまで時間が掛った」とは、いかにも真面目な「米百俵」・栃倉酒造さんなのです。
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