和食に合う赤ワイン、キアンタリ ネーロ ダーヴォラ、「キアンタリ」とは「耕作する」の意味、葡萄栽培者への敬意を表しています
畑は標高300〜500mの高いところにあります。スタンダードのネーロダーヴォラより、ha当たりの収量が低く抑えています。また、葡萄の種まで熟すように、収穫もスタンダードより遅く行います。低温で発酵、10〜12日間マセラシオンを行います。葡萄は柔らかくプレスを行い、マロラクティック発酵はバリックで、熟成もバリック(225L、主にフレンチオーク、一部にアメリカンオーク)で6ヶ月行います。骨格がしっかりとしていたため、スタンダードよりもポンピングオーバーの回数は多く行います。果実味が先に感じられ、後から樽の風味が感じられるバランスにしています。集約感は高く、アルコールのボリューム感、バニラのようなニュアンスがあります。子羊や熟成したチーズによく合います。「キアンタリ」とは、シチリア方言で「耕作する(ピアンターレ)」という意味であり、また、このワインが造られる土地でずっと昔から働いている葡萄栽培者への敬愛を表しています。
昼夜の寒暖差とアランチョ湖のおかげで豊かなアロマがもたらされることが、ザブのワインの優れた特徴です。
「土着品種と国際品種」 ザブでは、土着品種に力を入れていますが、シャルドネ、シラー、メルロは、シチリアで高いポテンシャルを持つため、一部ですが栽培しています。
ルカ マローニ ベストワイン年鑑2019」で97点。
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